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キューバに「映像の楽しみを」 米配信大手 自由化見越しサービス開始 (3/3ページ)

2015.2.11 00:01

キューバでのサービス開始を発表したネットフリックスの本社=2011年4月22日、米カリフォルニア州ロス・ガトス(AP)

キューバでのサービス開始を発表したネットフリックスの本社=2011年4月22日、米カリフォルニア州ロス・ガトス(AP)【拡大】

  • ネットフリックス製作のドラマ「ハウス・オブ・カード_野望の階段」の一場面。製作総指揮も務めるケビン・スペイシーさん(左)が主演し、大ヒットしている(ネットフリックス提供・AP)

 利用料 月収の4割

 米国での勢いそのままに他社に先駆けてキューバ市場に殴り込みをかけたネットフリックスだが、課題も少なくない。現在、キューバでネットにアクセスできる人は全人口の約4分の1にとどまり、動画を満足に閲覧できる環境にはない。

 社会主義国ならではのネット検閲もあり、ネット検閲監視団体フリーダムハウスによると、検閲を受けていない利用者は全体のわずか5%。さらに月額利用料の7.99ドルはキューバ国民の平均月収(20ドル=約2400円)の約4割と極めて高額だ。

 「コカ・コーラの工場も、マクドナルドの店もつくったって構わない」。キューバのフィデル・カストロ前国家評議会議長(88)の息子、アレックス氏はこう強調するが、実際に採算が取れるかは進出企業の力量次第となりそうだ。(SANKEI EXPRESS

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