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水族館飼育シャチ 「保護対象」に波紋 絶滅危惧種入りで米愛護団体「解放」主張 (2/3ページ)

2015.3.1 00:00

米フロリダ州にある水族館「マイアミ・シークアリウム」で、ショーの合間にトレーナーから餌の魚をもらうシャチのロリータ=2015年1月21日(ロイター)

米フロリダ州にある水族館「マイアミ・シークアリウム」で、ショーの合間にトレーナーから餌の魚をもらうシャチのロリータ=2015年1月21日(ロイター)【拡大】

  • 米ワシントン州のサンフアン諸島

 捕獲されて45年

 ロリータは体長約6メートル、体重約3.2トンの雌のシャチ。1970年8月にワシントン州のピュージェット湾で捕獲され、他の6頭の若いシャチとともに売りに出されていたところを米最古の海洋水族館であるマイアミ・シークアリウムが約2万ドルで購入した。

 シークアリウムにはロリータのほかにもう1頭雄のシャチがおり、当初は2頭でショーを行っていたが、80年3月にこの雄が死んでからは35年近くを1頭で過ごしてきた。それでも豪快なダイブで客席まで水しぶきを飛ばすロリータのショーは人気のアトラクションで、今も子供たちを喜ばせている。

 ただ動物愛護の活動家らは、捕獲動物によるこうしたショーを問題視。2013年以降、ロリータを他の野生のシャチと同様に絶滅危惧種保護法の適用対象にする運動を展開してきた。

 ロリータは飼育されているシャチでは世界最高齢で、ピュージェット湾のシャチが05年に絶滅危惧種に指定されて以降、保護対象リストに載せられていない唯一の個体となっていた。米海洋大気庁(NOAA)も最終的に「捕獲された動物だからといって法と別枠の扱いにはできない」と判断。動物愛護団体側の請願を認めて、ロリータのリスト入りを決定した。

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