ケビン・アンダーソン(南アフリカ)を下して世界ランキング4位となり喜ぶ錦織圭(にしこり・けい)=2015年2月27日、メキシコ・ゲレーロ州アカプルコ(AP)【拡大】
頭の中に世界ランキングの数字はない。自己最高の4位浮上が決まっても「本当に申し訳ないけど、どうも思っていない。どうせ上がるし下がるし」と苦笑いするだけだ。純粋に強さを求める姿勢が限りない成長へつながっている。
世界5位から4位への浮上は大きな価値がある。四大大会などでトップ4のシードは別格。準々決勝まで基本的には格上と当たらず、頂点への道がより開ける。3位になる可能性を秘めた決勝では、過去の対戦で7勝3敗とリードするフェレールの挑戦を受ける。(共同/SANKEI EXPRESS)
≪現行前 佐藤3位が最高≫
錦織(にしこり)の世界ランキング4位浮上が決まった。現行のランキング制度前は識者が順位を付け、1933年に男子の佐藤次郎が最高の3位を記録した。21年には清水善造が4位。26年に原田武一、38年に山岸二郎がそれぞれ7位にランクされた。