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【まぜこぜエクスプレス】Vol.48 自閉症の不思議な世界(3) 凸凹が引き寄せた出会い   (4/4ページ)

2015.3.18 15:40

マイペースでおおらかな村上真雄さん(左)、しっかり者で努力家の由美さん(右)の夫婦。自宅も障がい特性にあわせて、暮らしやすいように工夫しているという。写真中央は一般社団法人「Get_in_touch」理事長の東ちづる(越智貴雄さん撮影、提供写真)

マイペースでおおらかな村上真雄さん(左)、しっかり者で努力家の由美さん(右)の夫婦。自宅も障がい特性にあわせて、暮らしやすいように工夫しているという。写真中央は一般社団法人「Get_in_touch」理事長の東ちづる(越智貴雄さん撮影、提供写真)【拡大】

  • 現在、同居中のくらげさん(左)、あおさん(右)。料理や掃除はくらげさん、洗い物やお金の管理はあおさんと分担している。写真中央は一般社団法人「Get_in_touch」理事長の東ちづる(小野寺宏友さん撮影、提供写真)

 ちょっとしたスリルある会話もスパイスになっていて、上品でセンスがいい笑いなのだ。しかも、その会話から、その人それぞれの自閉症という特性も自然に伝わってくる。教えられている感がないのでスッと入ってくる。

 それぞれの障がいからくる日常の「生きづらさ話」も満載だ。深刻だからこそ、独りじゃない方がいいのだとも思った。だからといって、もちろん誰でもいい訳じゃない。めぐり会うって、運、不運も確かにあると思うので、凹凸の磁力で引き合い、運命の赤い糸を手繰り寄せた2組なのだろう。(女優、一般社団法人「Get in touch」代表  東ちづる/SANKEI EXPRESS

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