米カリフォルニア州サンフランシスコをニューヨークに向け出発するデルファイが開発した自動運転車。5600キロを走破して米国を横断し4月3日の到着を目指している=2015年3月22日(ロイター)【拡大】
デルファイのジェフ・オーウェンズ最高技術責任者(CTO)はメディアに「運転条件の範囲を拡大した究極のテストだ。自動運転車の市場で最高技術を提供するための、非常に貴重なデータが得られる」と述べ、実験の意義を強調した。
収集したデータを活用して自動運転技術を確立。2020年から自動車購入時に5000ドル(約60万円)を追加するだけで、システムを搭載できるようにすることを目指す。
デルファイは1999年に米自動車最大手のゼネラルモーターズ(GM)の部品製造部門が分離・独立して発足。2005年に経営破綻したが、再建を進め11年にニューヨーク証券取引所に再上場を果たした。
自動車業界では、カリフォルニア州シリコンバレーに拠点を置くグーグルやテスラ・モーターズなどのIT系勢力が自動運転や電気自動車(EV)で攻勢をかけている。今回の挑戦は、伝統的自動車産業の“逆襲”としても注目される。(SANKEI EXPRESS)