無料対話アプリ「メッセンジャー」の機能を送金やネット通販の決済にまで広げ、新たなコミュニケーションツールに進化させる戦略を明らかにしたフェイスブック(FB)のマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)=2015年3月25日、米カリフォルニア州サンフランシスコ(AP)【拡大】
ところが昨年11月、ライバルの動画メッセージアプリ、米「スナップチャット」が同種の機能を一足先に追加し、全世界利用者数が7億人と急成長。このためFBは、送金サービスに加え、外部の開発者の力を借り、メッセンジャーの機能の飛躍的な向上に踏み切った。
FBのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者=CEO=(30)は25日、サンフランシスコで開幕した開発者会議「F8」の席上、「これはFBにとってエキサイティングかつ巨大なチャンスで、新たなエリアを創出するものだ」と訴え、外部開発者がメッセンジャーでのやり取りに「豊かで新しい方法」を持ち込んでくれるはずだと期待を表明した。
英BBC放送(電子版)やロイター通信などによると、既に米スポーツ専門局ESPNが手掛ける面白スポーツ動画やアニメ、音声ファイル、天気予報の情報などをやり取りできる約40種類のメッセンジャー向けアプリを開発済みという。
さらに、マーカス副社長はフランス通信(AFP)に「われわれは(メッセンジャーで)企業と人々が会話を始めることを望んでいる。そのサービスには雑音がなく、プライベートに感じられる必要がある」と述べ、ネット通販や買い物の決済へのサービス拡大に意欲をみせた。