しかし、3歳から使った電動義手はフェイスさんの成長によって2年後にはサイズが合わなくなった。新たな義手は高価で、保険会社も保険適用に難色を示したため、彼女は義手なしで過ごしていた。そんななか、両親は、2013年から世界中の腕のない子供たちに義手を贈る活動をしている米の非営利団体「E-Nable(イー・ナーブル)」の存在を知り、希望リストに登録。フェイスさんに義手が贈られることになった。
自転車で走り回る
義手の贈呈式は3月31日、彼女の義手を作った設立1年の米3D製品製造メーカー、ビルド・イット・ワークスペース社のオフィスで開催された。
自分がリクエストした色であるピンク、パープル、ブルーの3色で作られた義手に、フェイスさんは「気に入ったわ。友だちにも見せたい」と大喜び。早速、取り付けた義手の指を何度も動かしたり、付近を自転車で走り回ったり、ディズニーのアニメ映画「ファインディング・ニモ」(2003年)の主人公である熱帯魚の小さなプラスチック製のおもちゃをつかんで周りの人々に見せるなど、うれしそうに笑顔を浮かべた。