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【野口裕之の軍事情勢】「悪い自衛隊」が貢献したカンボジアの橋 (2/6ページ)

2015.4.13 06:00

 PKOへの初陣

 《平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。…いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならない…》

 20年以上続いた激烈な内戦で、1990年代初頭のカンボジアは前文にある《専制と隷従、圧迫と偏狭/恐怖と欠乏》の地獄絵図さながら。電気・電話網がなかった。道路や車輌・汽車・船舶、その燃料もなかった。水・食料や衣料・日用品もなかった。平和・安定に向け《国際連合カンボジア暫定統治機構=UNTAC》が活動(92~93年)に乗り出す背景には、放置できぬ凄惨な状況が在った。UNTAC編成にあたり各国国軍の存在は不可欠だった。武装解除・武器管理や停戦・外国軍侵入の監視などを担い得る武装集団としての権能だけを期待されたわけではない。UNTACには、憲法制定議会選挙の公正な執行を監視・管理すべく公務員や警察の育成を目的とした警察官ら、文民も参加していた。安全や衣食住、すべてにわたり自己完結力を発揮できる唯一の組織=軍の支援なしに、文民が、軍閥が争い「ないない尽くし」の劣悪な環境で活動することは絶対不可能だったのだ。

現地軍閥以下の軽装備

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