中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)設立の了解覚書に署名する国の財務相らと写真に収まる習近平・中国国家主席(中央)=2014年10月24日、中国・首都北京市西城区の人民大会堂(ロイター)【拡大】
先進各国の金融政策も議論される見通しだ。日欧が量的金融緩和を実施する一方、米国は昨年に量的緩和を終了し、年内にも利上げに踏み切る予定だ。金利が上がる米国に資金が集まって新興国の通貨が急落すると金融市場が混乱する懸念があり、米国に慎重な対応を求める意見も出そうだ。日本からは麻生太郎(あそう・たろう)財務相(74)と日銀の黒田東彦(くろだ・はるひこ)総裁(70)が出席する。日本の成長戦略や財政再建に向けた取り組みを説明する。
G20に合わせて17、18日には、国際通貨基金(IMF)の運営方針を決める国際通貨金融委員会(IMFC)と世界銀行とIMFの合同開発委員会も開かれる。(SANKEI EXPRESS)
■G20 日米欧の先進国に中国、ロシアなど新興国を加えた20カ国・地域による国際会議。かつては先進7カ国によるG7が世界経済の課題を議論する主要な会議だったが、経済成長で新興国の発言力が増したことからG20に比重が移っている。G20の財務相・中央銀行総裁会議はアジア通貨危機後の1999年に始まった。現在はトルコが議長国を務めている。