4頭の馬がラベルに描かれているクレマン・ド・ロワール“カドリーユ”エクストラ・ブリュット2007(奥)。春野菜のおひたしやアスパラガスと白魚の黄身酢がけ、炊き込みご飯やみそ汁(手前)=2015年4月16日(青木冨美子さん撮影)【拡大】
加えて、カドリーユは「4」という数字にこだわっています。使用ブドウは4つの異なるテロワールを反映した4品種(シュナン・ブラン、シャルドネ、カベルネ・フラン、ピノ・ノワール)。主要品種のシュナン・ブランには生き生きした酸と蜜のような香りがあるので、味わいは繊細で豊潤。最低4年間の熟成、1リットル中4グラムの甘辛度が切れの良い印象を与えてくれます。
日本の食材と共通項の多いロワール地方。ワインは一般的に和食との相性が良く、プレスランチで供出された春野菜のおひたしやアスパラガスと白魚の黄身酢がけ、炊き込みご飯やみそ汁=写真手前=ともうまく寄り添っていたのが印象的でした。(ワインジャーナリスト 青木冨美子/SANKEI EXPRESS)