サイトマップ RSS

アウトローであることが存在価値 「子供ばんど」新作 うじきつよしさんインタビュー (2/4ページ)

2015.4.30 17:00

「ロッカーはいつまでもアウトローでいたい」と話す、音楽アーティストのうじきつよしさん=2015年4月8日、東京都港区(大西正純撮影)

「ロッカーはいつまでもアウトローでいたい」と話す、音楽アーティストのうじきつよしさん=2015年4月8日、東京都港区(大西正純撮影)【拡大】

  • アルバム「ロックにはまだやれることがあるんじゃないのか」(子供ばんど、3400円、税込み、CD+DVD)。5月5日発売(提供写真)

 言うべきこと言おうと

 制作のきっかけは、うじきが最近の世の中の動きに「これでいいのだろうか」と感じたこと。安倍晋三首相(60)には、ほぼ同年代としての親近感がある一方、集団的自衛権の行使、原子力発電所の再稼働など政策運営には違和感を覚えている。「本当にみんなが望んでいる政策なのか。言いたいことが言いにくい、嫌な雰囲気も感じる」。同時に、オリジナルメンバー4人が50~60歳代になった今も、活動を続けている意味を考えた。

 「ロックバンドはアウトローであることが存在価値。それは真面目な『ロー(決まりごと)』があってこそ。そのローが揺らいで、アウトローの居場所がなくなり、言いたいことが言いにくくなっていく雰囲気もあるように思う。だから、言うべきことは言おうと考えた」

 ジャケットは気鋭のアーティスト小町渉が、メンバーの過去の写真をコラージュ。小町が自分の作品で使ったフレーズ「NO WAR,MAKE ART」がイメージの根底にある。

バンド史上最高傑作だ

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ