4月29日、ジェノア戦に5試合ぶりに先発出場したが見せ場をつくれず、相手ディフェンダーに倒されるACミランの本田圭佑(けいすけ、左)。ミランはホームでのジェノア戦では57年ぶりという敗北(1-3)を喫した=2015年、イタリア・ロンバルディア州ミラノのサン・シーロ・スタジアム(AP)【拡大】
一部のメディアは、現在クラブの副会長を務めるベルルスコーニ氏の次女、バルバラさん(30)とゼネラルマネジャー(GM)のアドリアーノ・ガッリアーニ氏(70)も提案に同意したと報じた。ただ、バルバラさんは「まだ完全には合意していない。チームの将来とファンの思いを尊重することが何より大切だ」とコメントし、含みを持たせた。AFP通信によると、テチャウボン氏は東南アジアの投資グループを率いる若手実業家で、今年2月にはミランへの関心を認めていた。
一方、ミランは協議前日の28日に行われた株主総会で、2014年の決算で9130万ユーロ(約123億円)の損失を計上したことを明らかにしていた。
「栄光」今は昔…
セリエA優勝18回、欧州制覇(旧欧州チャンピオンズカップと現在のチャンピオンズリーグ優勝)7回という輝かしい栄光を誇るミランだが、近年は成績が低迷。昨シーズンはセリエAで8位に終わり、途中でアレグリ監督が解任された。チームOBのフィリッポ・インザーギ氏(41)を監督に迎えた今季は、開幕直後こそ順調だったが、だんだんと組織的に戦う場面が見られなくなり、ボールを受けた個々の選手がどうにかするしかない行き当たりばったりの戦いに終始する窮地が続いている。