レイズ戦で1975年のワールドシリーズ優勝当時の復刻ユニホームを着て好投し、5セーブ目を挙げたレッドソックス・上原浩治=2015年5月5日、米マサチューセッツ州ボストン(共同)【拡大】
米大リーグは5日、各地で行われ、マーリンズのイチローはワシントンでのナショナルズ戦に「7番・左翼」で出場し、4打数2安打1打点で6試合連続安打とした。二回に左前に先制打を放ち、2-1の勝利に貢献。
イチローはメジャー通算2866安打として歴代43位のハロルド・ベインズに並び、42位のベーブ・ルースまであと7安打に迫った。
レッドソックスの上原は、レイズ戦で2-0の九回を三者凡退に抑えて5セーブ目(2勝1敗)を挙げ、日米通算100セーブまであと「1」とした。チームは連敗を4で止めた。上原は2-0の九回に登板し、両打ちを含めた2人の左打者は外角低めに落ちるスプリットを引っ掛けさせて、ともに二ゴロ。「理想的ですよね」と納得の投球だった。上原が生まれた1975年のワールドシリーズ出場メンバーが試合前に勢ぞろい。上原は当時の復刻ユニホームを着て好投した。
ジャイアンツの青木はパドレス戦に「1番・左翼」で5打数無安打。チームは6-0で快勝し、連勝を5に伸ばした。青木は連続試合安打が7で途切れたが、好守で貢献。六回1死一、二塁でケンプの大飛球を背走で追い、フェンス際でジャンプして好捕。「ポジショニングが良かった。大量点を取られるのは避けたかった」と振り返った。三、七回にも前への低い打球を捕球した。(共同(SANKEI EXPRESS)