3度目となるレッドソックスの春季キャンプでブルペン入りした上原浩治=2015年、米フロリダ州フォートマイヤーズ(共同)【拡大】
米国フロリダ州のフォートマイヤーズ。ここで始動するレッドソックスの春季キャンプも、今年で3度目となる。移籍の激しいメジャーでは、同じチームに3年も在籍していると、すっかりなじめている気がする。
キャンプの期間中は、球団がホテルを用意してくれるが、私の場合はフロリダに購入した自宅で生活する。球場までは車を使っての“通勤”だ。
移動はけっこう遠い。片道だけで40分ほどかかる。4日に1度のガソリン給油もルーチンの一つになる。
朝は早起きで、夜は早寝。午前6時に起きて、午後10時前にはベッドに横になる。この時期は、早寝早起きの毎日で、健康的な生活を送っている。キャンプ期間中には休みがほとんどない。日本のように“4勤1休”などとは違い、約40日間で1度あるかないか。体にはけっこうこたえる。
日本のキャンプと違うのは、全体での練習は午前中でほぼ終了する点だ。それ以外の時間を使った調整は各自に任されているので、拘束時間はそれほどない。