主演映画のPRで来日した米人気俳優ジョニー・デップさん(左)と妻で女優のアンバー・ハードさん。多忙な2人はプライベートジェット機で世界を飛び回っている=2015年1月26日、東京都大田区・羽田空港(AP)【拡大】
しかし一方で、5月14日付米紙ワシントン・ポスト(電子版)はオーストラリア側の厳しい検疫措置について「オオヒキガエルのような外来種から国内の環境を守るため重要な役割を果たしている」と評価するなど、肯定的な論調もみられた。デップさんの広報担当者は、この件についてコメントを拒否している。
賛否両論が渦巻いているが「これは正当な理由による厳格な法律である」(ジョイス農相)とのオーストラリア政府の認識は揺るがず、デップ夫妻は愛犬を救うため予定外の帰国を強いられる羽目になった。
今後、デップさんには多額の罰金が科せられるが、それで問題が一件落着するかどうかは予断を許さない。
ジョイス農相は「わが国の法律に違反しているなら、彼は米国の法律にも違反している可能性がある」と指摘。「米国が2匹を再入国させるか心配だ。再入国できなければ2匹に行くべき場所はあるのか?」と述べ、安楽死の可能性は捨てきれないとの認識を示した。騒ぎはしばらく続きそうな気配だ。(SANKEI EXPRESS)