最後まで順位のことは考えなかった。自分の演技だけに集中し、4種目14点台をそろえたら表彰台の真ん中が待っていた。「夢のようです」。先月高校生になったばかりの15歳、杉原は愛らしい笑顔を振りまいた。
3位だった日本選手権より段違い平行棒の難度を下げたことで安定感が増した。もっとも本人は「80点くらい」。得意の床運動で着地が流れ、3回ひねりも不完全な内容が不満だった。
初めて世界選手権代表の座を射止めた。「すごく緊張している。先輩に迷惑をかけないよう、自分の演技をしたい」(SANKEI EXPRESS)