所属長会議を終えて退室する橋下(はしもと)徹市長=2015年5月18日、大阪市北区(村本聡撮影)【拡大】
橋下氏は17日夜の記者会見で、結果について「大変重く受け止める。都構想を説明しきれなかった僕の責任だ」と述べた。18日の市幹部との会議では「政令市・大阪市の枠組みを軸に二重行政の解消と住民自治の拡充をしっかり進めてもらいたい」と語った。
安倍晋三首相は18日、雑誌「正論」のインタビューで、憲法改正の必要性を共有している橋下氏について「今後とも強いリーダーシップや国民に訴えかけていく力を生かしていただきたい」と述べ、今後の連携に含みをもたせた。
都構想に理解を示し、橋下氏を後押ししてきた菅義偉(すが・よしひで)官房長官は18日の記者会見で「私は橋下氏を政治の舞台に引き出すときに説得した一人だ。非常に感慨深いものがある」と語った。
維新は、20日に党首討論、26日以降に安全保障関連法案の審議入りを控え、19日中の新代表選出で早期の立て直しを図る構えだが、党を創設した橋下氏が表舞台を去り、看板政策も失ったことで混迷は当面続くとみられる。