内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局は18日、東京都千代田区の丸ビル1階で、トークイベント「丸の内×限界集落~東京の中心で地方創生を考える」を開いた。大都市で働きながら、企業や団体として、また個人として、どう地方と関わり、何ができるかを議論し、発信していくのが目的。
パネリストは5人。リクルートライフスタイルじゃらんリサーチセンター沢登次彦センター長は「東京暮らしだからこそ、地方の魅力を失いたくない。その価値・需要を創り出し、都市と地方のマッチングの最大化をはかるのに、産業界の息の長い支援が欠かせない」と話した。クラウド名刺管理サービスを展開するSansanの寺田親弘社長は、高齢化率46%の徳島県神山町にサテライトオフィスを設けていることを紹介。「社員の転地効果もあり、地元採用もできる」と言う。