台湾で起きたトランスアジア航空235便墜落事故=2015年2月(フジテレビ提供)【拡大】
今年は、航空機事故が頻繁に起こっている。2月に台湾で起きたトランスアジア航空235便墜落事故。3月にフランスで起きたジャーマンウイングス9525便墜落事故。そして先月、広島で起きたアシアナ航空162便着陸失敗事故。
いずれも、パイロットによる過失が疑われている事故となっている。世界のコックピットで何が起きているのか?
浮かび上がってきたのは、気候変動、機材のハイテク化、厳しいメンタル管理などパイロットを襲う数々の異変だ。「Mr.サンデー」では明日5月24日午後9時15分から「航空機事故追跡スペシャル」を放送する。「グレートキャプテン」と呼ばれ、42年間世界の空を飛び続けた、日本航空元機長の小林宏之氏の監修の元、世界の航空機事故をパイロットの目線から検証する。
1982年に起きた日航羽田沖墜落事故についても取り上げる。羽田空港への着陸直前、機長が故意に逆噴射装置を作動させたため機体が急降下し、副操縦士による立て直しが間に合わず、機首から墜落した事故である。