サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝は6日、ベルリンで行われ、4季ぶり5度目の優勝を目指すバルセロナ(スペイン)と19季ぶり3度目の王座を狙うユベントス(イタリア)が対戦する。
バルセロナは、メッシ(アルゼンチン)、ネイマール(ブラジル)、スアレス(ウルグアイ)の南米3トップが抜群の破壊力を誇り、実力でやや上回る。
決定力と突破力を兼備する3人は欧州CL12試合で計25得点の大暴れ。中盤と守備ラインは球への寄せが鋭い。奪い返すとラキティッチやマスケラーノが素早く前線にパスし、3トップの速攻をお膳立てする。
12季ぶりに決勝へ進んだユベントスは12試合で失点わずか7の堅守が光る。準決勝で前回王者レアル・マドリード(スペイン)を破り、勢いもある。7得点のテベスと決勝トーナメントで4得点の好調モラタの2トップで先制できれば面白い。同点を狙って攻める相手の隙をピルロの正確なパスで突き、速攻を仕掛けられれば勝機は膨らむ。(共同/SANKEI EXPRESS)