女子シングルス決勝でルーシー・サファロバを破り、優勝したセリーナ・ウィリアムズ=2015年6月6日、フランス・首都パリ(共同)【拡大】
第3セットも先手を取られ、1-2で迎えた第4ゲーム。力強いショットでラリーを展開し、バックのストレートの決定打でブレークへの足場を築くと、自慢げに両手を広げた。最後は相手のダブルフォールトでこのゲームを奪い、流れを引き戻した。
四大大会3連勝で「1強」を印象づけた。今後のウィンブルドン、全米を得意とし、シーズン内のグランドスラム全制覇も現実味を帯びてくる。「まだパリで勝っただけ。道は遠い」と話す笑顔に、快挙への期待が膨らむ。(共同/SANKEI EXPRESS)