英デヴォン州出身の3ピースバンド、ミューズ。(写真左から)ドミニク・ハワード(D)、マシュー・ベラミー(Vo,Key,G)、クリス・ウォルステンホルム(B)=2015年2月26日(DANNY_CLINCHさん撮影、提供写真)【拡大】
「ドローンを使って人間を次々とドローン化していくドローンたちによって、その世界は営まれているという…。アルバムは希望の放棄と喪失に始まり、体制によって人間ドローンへと教化され、最後には圧制者から離脱するまでの一人の人間の旅路をたどっている」
全12曲を通して、“テクノロジーの発展がいかに人間性に影響を与え、そこからサイコパスを作り上げてしまうのか”という危険性にも言及しているのだ。
「みんなが一番驚くのは最後の表題曲かもしれない。ルネサンス期のクラシック音楽である4声のアカペラで、僕は巻き添えで死んでいった人々の亡霊のように歌おうとしている。彼らはドローンに殺されて消息を知られることもないうえに、正義を知ることも誰がボタンを押したのかも決して知ることがない。こういう亡霊がどこかにいて、僕たちをつかまえに来ようとしていると暗示するような、頭から離れられないような曲にしたんだ」