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【体操】白井、G難度決め世界切符

2015.6.22 10:00

優勝した白井健三の床運動=2015年6月21日、東京都渋谷区・国立代々木競技場(共同)

優勝した白井健三の床運動=2015年6月21日、東京都渋谷区・国立代々木競技場(共同)【拡大】

 体操の世界選手権(10~11月・英グラスゴー)代表最終選考会を兼ねた全日本種目別選手権最終日は21日、東京・国立代々木競技場で決勝が行われ、男子は白井健三(日体大)が床運動で16.450点を出して優勝し、3年連続で代表に決まった。跳馬は5位だった。

 今年の白井はひねりだけじゃない。進化した姿を強烈に印象づける演技だった。驚異の16.450点をマークした床運動で、今季から新兵器に加えたのが、ダイナミックな宙返り系の「リ・ジョンソン(後方抱え込み2回宙返り3回ひねり)」。G難度の大技を鮮やかに決め、文句なしで世界への切符をつかんだ。

 「自分の演技ができれば絶対に代表に入れると思った。(結果には)それほどびっくりしてない」。Dスコア(演技価値点)は世界王者の内村もあきれる7.6点。「どれだけ完璧に近づけられるかを追い求めてた」と一人、別世界で戦っていた。(SANKEI EXPRESS

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