一回、ビクター・マルティネスに先制2ランを浴びたヤンキース・田中将大(まさひろ)=2015年6月21日、米ニューヨーク(共同)【拡大】
米大リーグは21日、各地で行われ、ヤンキースの田中将大(まさひろ、26)はニューヨークでのタイガース戦に先発して5回を投げ、10安打7失点(自責点5)で3敗目(4勝)を喫した。1試合で7失点はメジャー自己ワーストに並び、3本塁打を許すのは初。試合は4-12で、チームの連勝は4で止まった。
田中は2人のマルティネスにやられた。一回2死一塁で4番V・マルティネスに右越えの先制2ランを浴びる。一塁に走者を置いて迎えた6番J・マルティネスには左中間に運ばれた。腰付近の高さに甘く入った球を狙われ、「初回に4点を取られて流れが悪い方向にいった。立て直すのが難しかった」。
二回にはV・マルティネスに2点打を許し、五回もJ・マルティネスにソロを浴びた。修正能力が高い田中が珍しく軸となる球種を見つけられなかった。「メカニック(フォーム)の部分でずれを感じた。次までに修正したい」と反省した。(共同/SANKEI EXPRESS)