一回、中前打を放つジャイアンツ・青木宣親(のりちか)=2015年6月16日、米カリフォルニア州サンフランシスコ(ゲッティ=共同)【拡大】
米大リーグは16日、各地で行われ、ジャイアンツの青木はサンフランシスコでのマリナーズ戦に「1番・右翼」で出場して左翼も守り、4打数1安打だった。チームは6-2で勝ち、連敗を5で止めた。
ここまでホーム9連敗で、ニューヨークに本拠地を置いていた1940年のホーム11連敗に次ぐ不名誉な記録をつくっていた。6月に入って本拠地で初勝利を挙げ、3試合連続安打の青木も「あしたからいい流れでやっていける」と笑顔だった。
青木の中前打で始まった一回は無得点だったが、二回にダフィーの2ランで先行。3-2で迎えた八回には元プロ野球楽天のマギーが代打で2点二塁打を放つなどして突き放した。
17日の相手先発は「キング」の愛称で知られるサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)右腕のヘルナンデス。「いい投手を打って弾みをつけたい」と意欲を燃やしていた。(共同/SANKEI EXPRESS)