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【陸上】高瀬「記録より勝負」 短距離2冠へ全力宣言

2015.6.25 09:30

東日本実業団選手権の男子200メートルで優勝した高瀬慧(けい、中央)=2015年5月、埼玉県熊谷市の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場(共同)

東日本実業団選手権の男子200メートルで優勝した高瀬慧(けい、中央)=2015年5月、埼玉県熊谷市の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場(共同)【拡大】

 陸上男子短距離で26歳の高瀬慧(けい、富士通)が日本選手権(26~28日・新潟市デンカビッグスワンスタジアム)での100メートル、200メートルの2冠へ強い意欲を示している。心身ともに充実し「記録ではなく勝負にこだわりたい。純粋に勝ちたい」と闘志をみなぎらせた。

 5月に立て続けに好記録をマークした。10日のセイコー・ゴールデングランプリ川崎では100メートルで10秒09の自己新記録を出した。17日の東日本実業団選手権の200メートルでは日本歴代2位の20秒14をマークし、波に乗っている。

 2003年の末続慎吾(熊本陸協)以来となる短距離2種目制覇へ、鍵となるのが200メートル。東日本では抜群のスタートで抜け出しながら、終盤に脚が乱れた。その時に追い上げを許した藤光(ふじみつ)謙司(ゼンリン)は強敵になりそう。「後半が踏ん張りどころ。最後までまとめていけたら記録も見えてくる」と気を引き締めた。

 今大会は予選から全力を尽くすことを決めている。決勝進出を目指す世界選手権(8月・北京)に向けたシミュレーションとして、レースごとに体の状態を確認する狙いがある。「世界大会は全レースを全力で走らないといけない。予選からいって、その上で勝つ」と勝負の夏も見据えている。(SANKEI EXPRESS

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