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【大相撲】栃煌山、鶴竜破り金星 「夢中だった」

2015.7.21 09:30

鶴竜(かくりゅう、左)を攻める栃煌山(とちおうざん)=2015年7月20日、愛知県名古屋市中区の愛知県体育館(共同)

鶴竜(かくりゅう、左)を攻める栃煌山(とちおうざん)=2015年7月20日、愛知県名古屋市中区の愛知県体育館(共同)【拡大】

 大相撲名古屋場所9日目が20日、愛知県体育館で行われ、横綱鶴竜(かくりゅう)が関脇栃煌山(とちおうざん)に押し出されて初黒星を喫した。横綱白鵬は関脇逸ノ城(いちのじょう)を寄り切り、ただ一人全勝とした。新大関の照ノ富士は大関対決で稀勢の里(きせのさと)を押し倒して勝ち越しを決め、1敗を守った。稀勢の里は3敗目。かど番の大関琴奨菊は大関豪栄道とともに5勝目を挙げた。勝ちっ放しの白鵬を1敗で鶴竜、照ノ富士、栃煌山と平幕の鏡桜(かがみおう)が追う展開。

 陰日なたのない精進が、やっと実を結びつつあるのか。角界屈指の努力家で知られる28歳の栃煌山が目覚ましい出足で鶴竜を撃破。「夢中だった。今場所で一番の相撲。足が自然と出た」と満面に笑みを浮かべた。

 迷いのない立ち合いだった。低く当たり、鶴竜の突き、押しを下からあてがい「我慢して下から、かいくぐれた」。右を深く差し、一気に出る。横綱を力強く押し出し「流れよく攻めたのは今場所初めて」と胸を張った。9日目での勝ち越しは、優勝決定戦に進んだ3年前の夏場所以来だ。

 10日目は、ただ一人全勝の白鵬に挑む。優勝争いの首位に並ぶチャンスに向け、地味で控えめな男が「とにかく、絶対に勝つ。その気持ちで毎日やっているから」と宣言。三役在位19場所の実力者にとって、日々の全てを懸ける大一番だ。(SANKEI EXPRESS

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