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「地球見てる宇宙人」本気探し 天体からの電磁波解析 ホーキング博士も賛同 (1/3ページ)

2015.7.22 00:01

ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた「五つ子銀河」の写真。はるかかなたから送られてくる電磁波を解析し、地球外生命体を探索する過去最大規模のプロジェクトが始動した(AP)

ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた「五つ子銀河」の写真。はるかかなたから送られてくる電磁波を解析し、地球外生命体を探索する過去最大規模のプロジェクトが始動した(AP)【拡大】

  • 首都ロンドンにある王立協会で開かれた「ブレークスルー・リッスン」プロジェクトの記者会見に出席したスティーブン・ホーキング博士=2015年7月20日、英国(ロイター)

 地球外の知的生命体を探し出す本気モードのプロジェクトが動き出した。車いすの天才宇宙物理学者として知られる英国のスティーブン・ホーキング博士(73)とロシアの大物実業家、ユーリ・ミルナー氏(53)が20日、ロンドンで共同会見を開き、宇宙から送られてくる電磁波の中に地球へのメッセージといった文明の存在を示す信号がないかを解析する研究プロジェクトを発表した。1億ドル(約124億円)を投入し10年をかけて、地球がある銀河系内の100万個の天体と銀河系周辺の100個の銀河を対象に探査。世界中の市民科学者約900万人もボランティアで参加し宇宙人との接触を試みる。

 「最もエキサイティング」

 「宇宙のどこかで知的生命体が私たちの明かりを見つめ、それが何を意味するかに気付いているかもしれない」

 世界最古の科学学会であるロンドンの王立協会で会見したホーキング博士は人工音声を通じて、「ブレークスルー・リッスン」と名付けられたプロジェクトへの賛同を表明した。

飛躍的に探査能力向上

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