衆院平和安全法制特別委員会で、百田尚樹(ひゃくた・なおき)氏が出席した文化芸術懇話会に関する質問に答える安倍晋三(しんぞう)首相=2015年6月26日午後、衆院第1委員室(斎藤良雄撮影)【拡大】
首相には当選回数の若い国会議員に“骨太”の保守系議員が育っていないとの思いがあり、懇話会はそういった首相の意向を反映して創設されたというのだ。
懇談会の活動は継続
首相自身、若手議員のころから憲法改正や教科書問題などに熱心に取り組み、故中川昭一氏らとともに保守主義について勉強を重ねてきた。首相は地道な努力で賛同者を増やし、今では、こうした保守系議員が党内でも一定の勢力を誇るまでになった。
ただ、ここ数年の国政選挙で当選してきた若手議員たちは保守主義についてきちんと勉強をしたことがなく、保守の理論的な基盤ができていないケースが目立つ。「保守を標榜(ひょうぼう)しながら、単なる安倍応援団になっている」(ベテラン秘書)との指摘も少なくない。