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ロボット戦争、数年で現実に 研究者ら警告書簡 AI兵器開発禁止訴え (2/3ページ)

2015.8.2 00:00

映画「ターミネーター新起動/ジェニシス」で登場したロボット(人造人間)T-800。人為的に開発を抑制しなければ、現実の世界でもロボットが戦争の主役を担う時代が近づこうとしている(AP)

映画「ターミネーター新起動/ジェニシス」で登場したロボット(人造人間)T-800。人為的に開発を抑制しなければ、現実の世界でもロボットが戦争の主役を担う時代が近づこうとしている(AP)【拡大】

 簡単な生産・入手

 ホーキング氏らはまず、「主な軍事大国でAI兵器の開発を先んじて進める国があれば、世界中で開発競争が起こることは不可避だ。進歩の行く末は明らかであり、AI兵器は明日の(簡単に入手でき性能も高い)カラシニコフ銃になる」と警告。さらに「核兵器と違ってAI兵器は入手困難な原料なしで大量生産できるため、普及しやすい。闇市場に流れればテロ組織の手に渡ることが懸念される。実際に配備されてからではもう遅い。人為的な制御を施さなければ、それは数十年後といわず数年後にも可能となる」との見方を示した。

 当面、AI兵器として想定されているのは、人間の遠隔操作を離れて標的の探索や攻撃判断を自ら行う小型無人機(ドローン)などだ。AI兵器が危険とされる理由には、コピーが容易で不拡散の監視が困難なことに加え、一般に、(1)誤判断が生じ、味方や無関係の市民に攻撃を加える可能性が排除できない(2)戦場で兵士が犠牲になるケースを減らすことができる一方で、却ってそのことが戦争を引き起こしやすくする-などが挙げられる。

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