世界的に大ヒットしたアルバム「1989」のタイトルの上で歌うテイラー・スウィフトさん。まさかこのタイトルが中国で問題になるとは思っていなかっただろう=2015年8月6日、米カリフォルニア州イングルウッド(ロイター)【拡大】
マネジャー「予定通り」
販売開始が迫るなか、8月6日付のロイター通信は中国当局を怒らせて公演が中止に追い込まれることを避けるため、販売を自粛する可能性があると伝えた。報道によると、彼女が昨年上海で行った公演のチケットは1万8000枚が発売から1分で完売する新記録を樹立。今年11月の公演も大入りは間違いない。
こうした自粛観測に対し、スウィフトさんの広報担当とマネジャーは「彼女の関連グッズは、彼女の写真や『1989』のジャケット写真、ロゴなどが特色となっている」との共同声明を出し、予定通り中国でも販売する考えを示唆した。
ただ、中国では当局の逆鱗に触れ、公演中止に追い込まれたアーティストは少なくない。2011年に中国が敵視するチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世(80)と一緒に写真を撮った米バンド、リンキンパークが公演禁止となったほか、先月には米バンド、マルーン5の9月の公演が中止となり、メンバーがダライ・ラマに面会したためといわれている。
スウィフトさんといえば、6月に米アップルの音楽配信サービスの楽曲使用料に抗議し、方針を転換させたことで話題になった。強気の歌姫も、中国には屈してしまうのだろうか。(SANKEI EXPRESS)