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「米利上げ」めぐり 期待と懸念二分 16日からFOMC (1/4ページ)

2015.9.15 08:30

9月16~17日の連邦公開市場委員会で、利上げに踏み切るのか注目されている米連邦準備制度理事会(FRB)のジャネット・イエレン議長=2015年7月16日、米国・首都ワシントン(AP)

9月16~17日の連邦公開市場委員会で、利上げに踏み切るのか注目されている米連邦準備制度理事会(FRB)のジャネット・イエレン議長=2015年7月16日、米国・首都ワシントン(AP)【拡大】

  • 日米欧の金融政策=2015年9月14日現在

 米連邦準備制度理事会(FRB)は16、17日に連邦公開市場委員会(FOMC)を開く。景気の過熱を防ぐため、ゼロ金利を解除して利上げを開始するとの見方もささやかれるが、新興国の成長を支えていた投資マネーが高い利回りを求めて米国に逆流し、世界的な株安に拍車を掛ける恐れもある。一方、日銀も14日、FOMCを意識しつつ2日間の日程で金融政策決定会合を始めた。

 「日本の追い風に」

 「米国の利上げでもたらされる原油安と円安ドル高は日本にとって追い風だ」

 SMBC日興証券は、最近まとめた日本経済の見通しでこう解説した。

 米国が利上げに踏み切れば「ユーロや円よりドル建てで資産を運用する方が有利」と意識され、ドルが買われやすくなる。また、金利が上昇すると原油などの商品市場で荒稼ぎをしていたヘッジファンドがお金を借りにくくなって投資を縮小し、原油価格はますます下がる。日本企業は資源を安く輸入でき、円安で海外事業の円換算収益が膨らむ-という理屈だ。

「新興国通貨が暴落」

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