阪神戦の一回、先制適時打を放ったヤクルトの畠山(はたけやま)和洋=2015年10月2日、東京都新宿区・神宮球場(春名中撮影)【拡大】
プロ野球セ・リーグは2日、優勝へのマジックナンバーを1としていた東京ヤクルトスワローズが神宮球場で行われた阪神戦に2-1(延長十一回)でサヨナラ勝ちし、2001年以来14年ぶり7度目の優勝を決めた。昨季まで2年連続最下位で、今季は新たにOBの真中満(まなか・みつる)監督(44)が就任。前年最下位からの優勝は13年の近鉄など4例がある。
まれにみる大混戦の中、5月には9連敗を喫し下位に沈んだ時期もあったが、リーグトップのチーム打率を誇る打撃などで盛り返し、9月10日に首位に立ってからはその座を譲ることなくリーグを制した。
パ・リーグはすでにソフトバンクが優勝。日本シリーズ進出を争うクライマックスシリーズは、両リーグともレギュラーシーズン2位と3位によるファーストステージ(3試合制)が10月10日、ファイナルステージは14日から行われる。