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【プロ野球】クリーン野球に衝撃 巨人投手が野球賭博 (1/4ページ)

2015.10.6 05:30

福田聡志投手の野球賭博が明らかになり、謝罪会見する巨人の久保博球団社長(左)ら=2015年10月5日午後、東京都千代田区大手町の読売新聞本社(共同)

福田聡志投手の野球賭博が明らかになり、謝罪会見する巨人の久保博球団社長(左)ら=2015年10月5日午後、東京都千代田区大手町の読売新聞本社(共同)【拡大】

  • 巨人の福田聡志(さとし)投手(共同)

 プロ野球巨人の久保博球団社長は5日、東京・大手町の読売新聞本社で記者会見し、福田聡志(さとし)投手(32)が野球賭博に関与していたと発表した。同僚の笠原将生(しょうき)投手(24)から紹介された知人との間で夏の甲子園大会、巨人の試合を含むプロ野球、米大リーグの試合を対象に賭けをしていた。球団は刑法の賭博罪に当たる疑いがあるとして警察への届け出を検討している。球団は両投手に謹慎処分を科しているが、解雇もあり得るとした。

 八百長行為はなし

 日本野球機構(NPB)によると、1969年に発覚した八百長行為で現役選手が永久追放処分を科された「黒い霧事件」が起きて以降、野球賭博などの有害行為で処分が下されたことはない。

 9月30日に知人から球団に福田投手が貸した金を返さないと接触があり発覚。球団が委嘱した弁護士が調査したところ、税理士法人勤務という男性に8月初旬に誘われ、甲子園大会の複数試合で賭けを行った。負けを取り返そうとプロ野球と大リーグの試合でそれぞれ10試合、賭けをした。巨人の試合は3、4試合で、最終的に百数十万円の損になっていたという。

痛恨の不祥事

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