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【プロ野球】ロッテ「下克上」 大谷KO

2015.10.11 05:30

先発を務めた日本ハムの大谷翔平投手=2015年10月10日、北海道札幌市豊平区の札幌ドーム(高橋茂夫撮影)

先発を務めた日本ハムの大谷翔平投手=2015年10月10日、北海道札幌市豊平区の札幌ドーム(高橋茂夫撮影)【拡大】

 プロ野球パ・リーグは、レギュラーシーズン2位の日本ハムと3位のロッテがナイターで対戦し、ロッテが9-3でCS初戦を制した。

 日本ハムの先発、大谷翔平(21)は三回、ロッテの鈴木大地(だいち、26)に適時二塁打を浴びたところで、早々に交代を告げられた。今季最短の三回途中。しかも5失点。昨年の第1戦でも二回に失点を許していた右腕は、立ち上がりがまたしても“鬼門”となった。

 準備は万全だった。9月27日の登板後に栗山英樹監督(54)からこの日の先発を告げられ、10月上旬の公式戦登板を回避。中12日でこの日の大一番を迎えたが、この日は制球が終始不安定だった。一回こそ三者凡退に仕留めたが、二回に連打と四球で1死満塁のピンチを迎えると、8番今江に走者一掃の適時二塁打。三回には2死から2失点を喫した。

 「自分の投球ができればいい」と臨んだはずが、短期決戦の難しさを改めて思い知らされる64球となった。(浅野英介/SANKEI EXPRESS

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