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【プロ野球】ヤクルト初白星 川端、予言通り「初安打」 (1/2ページ)

2015.10.16 06:20

四回に先制の口火を切る右前打を放つヤクルトの川端慎吾=2015年10月15日、東京都新宿区の神宮球場(斎藤浩一撮影)

四回に先制の口火を切る右前打を放つヤクルトの川端慎吾=2015年10月15日、東京都新宿区の神宮球場(斎藤浩一撮影)【拡大】

 プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(6試合制)は15日、セ、パ両リーグの第2戦が行われ、セはヤクルトがレギュラーシーズン2位の巨人を4-0で下して初白星を挙げた。対戦成績は1勝1敗だが、ヤクルトにはリーグ優勝による1勝のアドバンテージがあるために1勝差でリードした。パは第1戦に勝ったリーグ2連覇のソフトバンクが3位ロッテと対戦し、6-1で勝って連勝し王手をかけた。

 犠飛に十分な飛距離だった。0-0の四回無死二、三塁。ヤクルト・畠山(はたけやま)の右翼への飛球で三走・川端がタッチアップ。本塁を駆け抜け、先制点を奪った。「打ったのはストレート。(自分の犠飛で)1点が入って、さらに一死三塁。最高の形でつなぐことができた」と、畠山は胸を張った。

 前日は巨人に屈し、アドバンテージの1勝分を含めて1勝1敗の五分となった。「まだ1試合負けただけですから。緊張感の中でのプレーからは離れていたので、あすからまた戻ってもらえれば」と真中監督が言った通り、14年ぶりのリーグ優勝を勝ち取った戦士たちは、第2戦で本領を発揮した。

「そろそろ、安打が出るんじゃないですか」

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