プロ野球パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージを3連勝で制し、胴上げされるソフトバンクの工藤公康(きみやす)監督=2015年10月16日、福岡県福岡市中央区のヤフオクドーム(山田喜貴撮影)【拡大】
プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(6試合制)は16日、セ、パ両リーグともに第3戦が行われ、パはソフトバンクが3-1でレギュラーシーズン3位のロッテに勝って3連勝し、リーグ優勝による1勝のアドバンテージを加えて2年連続16度目(南海、ダイエー時代を含む)の日本シリーズ進出を決めた。
セはリーグ優勝のヤクルトが2位の巨人に2-0で勝ち、アドバンテージを加えて3勝1敗とし、日本シリーズ進出へ王手をかけた。
ソフトバンクは三回2死二塁から内川の3戦連続の適時打で先制し、李大浩(イ・デホ)が2戦連発の2ランで続いた。先発・中田は球の切れが抜群で、七回途中まで1失点の力投。七回無死一、二塁のピンチは代わった千賀がわずか3球で切り抜けた。ロッテは二回無死二塁の先制機を逃すと、3点を追う五回も1死一、三塁から内野ゴロの間に奪った1点止まりだった。