【プロ野球】高橋由、巨人監督要請に「一日も早く答えたい」 (1/2ページ)

　プロ野球巨人は２０日、久保博球団社長らが東京都内のホテルで高橋由伸（よしのぶ）打撃コーチ兼外野手（４０）に次期監督の就任を要請した。高橋由は「決して後ろ向きではなく、大変光栄な話。しっかり自分の中で考えて一日も早く答えを出したい」と話した。

　巨人は１９日に原辰徳監督の退任を発表。球団は後任候補の人選に着手し高橋由に一本化していた。この日は具体的な条件を提示せず、久保社長は「期待感を持って待っている。これから何回か話し合いですね」と話した。会談では長嶋茂雄元監督の「高橋君しかいない。サポートすることは何でもする」というメッセージが伝えられた。

　コーチ兼任の今季は主に代打で７７試合に出場し、打率．２７８、５本塁打、２１打点だった。来季、選手と監督を兼務する可能性については「両立は難しいと思う」と否定的な考えを示した。

　高橋由は１９９８年に慶大からドラフト１位で巨人に入団。１年目から主力打者として活躍し、通算１８１９試合に出場して１７５３安打、３２１本塁打、９８６打点、打率．２９１。

久保博球団社長「打ち勝つチームをつくる。いろんなことを検討したが、適任」