スター・ウォーズの新たなグッズ販売に合わせて、首都ソウル市内で行われたセレモニー。10年ぶりの新作公開まで約2カ月。今後ますます、世界中のファンをヒートアップさせるのは確実だ=2015年9月4日、韓国(ロイター)【拡大】
英では、映画館チェーン、ビュー・シネマズのオンライン前売り券が発売から1時間半で1万枚をさばいた。ビュー・シネマズでは「通常、この枚数を売るには1週間かかる。今年最高の売れ行きだ」と驚嘆。
別の映画館チェーン、オデオン・シネマズと、ピクチャーハウス・シネマズも枚数は明かさなかったが「前例のない売れ行き」という。米でも映画チケットのネット販売サイト、ファンダンゴやムービーチケッツドットコムなどもアクセスが集中して、サーバーが一時ダウンした。
アバター超え確実視
こうしたフィーバーぶりを受け、メディア・娯楽業界に精通する米大手リサーチ会社、レントラックのシニアメディアアナリスト、ポール・ダーガラベディアン氏はロイター通信に「ここ10年で公開が最も期待された作品で、全世界で20億ドル(約2400億円)の興行収入を稼ぐだろう」と断言した。
過去に全世界で20億ドル以上の興収を稼いだのは歴代1位の「アバター」(09年、約27億8800万ドル)と2位の「タイタニック」(1997年、21億8600万ドル)だけだが、前売り段階でこれほどの売れ行きだと「アバター」を抜き去る可能性は極めて高そうだ。(SANKEI EXPRESS)