先月、神宮前の路面店でホストとモデルを足したような美少年たちに接客されて、いい気分になりうっかりクレジットカードを出しそうになりましたが、一緒にいた50歳の恋人の無言の反応が浮かれた私の心を一気に冷ましたので我慢できました。でも、何度もオンラインショッピングで眺めて欲しくて欲しくてたまらなくて、どうしてこんなに欲しいのか、ステータス? デザイン? 品質? 何度も自問しました。
mameのクラッチバッグはポリ塩化ビニールという素材、つまりビニールなんですが価格は4万円台。ビニールのバッグだと思うと高いですよね。環境問題で一部では嫌われものの素材でもあります。でも、ビニールに見えないのです。なんだかよくわからないけれど心惹かれる素材に見えます。よく見ると鶴が素晴らしいカッティングでデザインされていました。mameのデザイナーの黒河内真衣子さんはISSEY MIYAKEで働いた後、独立された方です。日本の職人によって1点1点手編みで成形されたマスターピースは、高級なお造りに盛られている透明感のあるキラキラしたイカのようにも見えました。