完璧でないところが味わい
最後にマーティノ監督はスヌーピーを簡単に描くコツを教えてくれた。「一筆で自信を持って描いてください。チャールズは一度描いた絵に、後からいろいろと描き足したり、線をなぞったりすることは絶対にしませんでした。巨匠である彼のスヌーピーと、私が描いたスヌーピーでは多少違う部分もあるかもしれませんが、シンプルさこそ命だと心得てください。例えば、笑っているスヌーピーの絵は、スヌーピーが少し揺れているように見えますが、その完璧でないところが、この漫画の味わい深さなのです」。全国公開中。(高橋天地(たかくに)、写真も/SANKEI EXPRESS)
■Steve Martino 1959年、米国生まれ。2002年、ブルー・スカイ・スタジオに入社。05年「ロボッツ」で美術監督。08年「ホートン ふしぎな世界のダレダーレ」、12年「アイス・エイジ4 パイレーツ大冒険」、15年「I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE」で監督を務めた。短編の監督作品も多数ある。