米大リーグ、レッドソックス、アスレチックスなどで外野手として活躍したデーブ・ヘンダーソン氏が27日、心臓発作のため死去した。57歳だった。メジャー公式サイトなどが報じた。
ヘンダーソン氏はレッドソックス時代の1986年のア・リーグ優勝決定シリーズで、エンゼルスに1勝3敗とされて迎えた第5戦で九回2死から逆転2ランを放ったことで知られる。レッドソックスは3連勝でワールドシリーズに勝ち進んだ。アスレチックス時代にも88年から3年連続でワールドシリーズに出場し、89年の制覇に貢献。在籍6年でシーズン20本塁打を4回記録し、カンセコ、マグワイアらとともにアスレチックスの黄金時代を支えた。(共同/SANKEI EXPRESS)