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積雪わずか6センチ 首都圏の鉄道網大混乱 架線切断・相互乗り入れで影響拡大 (2/3ページ)

2016.1.19 07:30

京王電鉄井の頭線の明大前駅のホームで電車を待つ客=2016年1月18日午前、東京都世田谷区(鈴木健児撮影)

京王電鉄井の頭線の明大前駅のホームで電車を待つ客=2016年1月18日午前、東京都世田谷区(鈴木健児撮影)【拡大】

  • 雪による電車、東京メトロ地下鉄各線への主な影響=2016年1月18日

 東京都世田谷区の京王線千歳烏山駅。朝の通勤通学ラッシュ時には駅前から100メートル以上の列ができた。運行本数が通常の2~3割程度に減ったため、乗り切れない客がホームにあふれて危険な状態となり、入場制限が実施されたことが原因だ。制限は昼過ぎまで続いた。

 会社員の佐藤智幸さん(33)は、駅のあまりの人だかりに、いったん近所の飲食店に移動。「会社に連絡を入れ、店内で仕事をした」といい、昼過ぎにうんざりした様子でホームに向かった。

 ダイヤ乱れの原因として目立ったのは、列車に電気を供給する架線の切断。京王線では3カ所の車両基地で架線が切れ、車両を出せなくなるなどして大幅な間引き運転を迫られた。JR中央線の一部区間や、相模鉄道全線が一時ストップしたのも架線の切断だ。

 断線理由は各鉄道会社で調査中だが、太平洋側では湿った重い雪が降るため、架線トラブルが起きやすい。

安全確保のため運行減

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