来場者を魅了してやまないディズニーパーク内で開催されるパレード。まさに「夢の国」だが、その裏では米国が抱える現実の問題が…=米フロリダ州(ゲッティ=共同)【拡大】
2人がディズニーとともに訴えた人材派遣などを行うコンサル会社はHCLとコグニザントの大手2社で、いずれも米国を拠点に世界的なビジネスを展開。高度な専門技術を持つ外国人技能労働者向けの就労ビザである「H-1B」ビザの申請を大量に請け負っている。
ただ、米国の法律では、雇用主が、賃金が安いことなどを理由にH-1Bビザを持つ外国人技能労働者と米国人労働者とを置き換えることを禁じている。2人は今回の訴訟で「ディズニーはコンサル2社と共謀し、H-1Bビザを悪用して意図的に彼らと米国人労働者を置き換えようとした」と主張している。ディズニーと2社は法律に違反していないと反論しているが、実際、多くがインド人と置き換えられたとみられる。
2年で申請数の2倍に
ペレーロさんはNYTに「わが国は、米国で長期的な基盤を築こうとしているイタリア人、英国人、スウェーデン人のパート労働者のような素晴らしい能力を持つ(外国の)人々を必要としていると心の底から信じているが、私はH-1Bに虐待された」と怒った。