わが家のアートサロンです=フランス・首都パリ(クレモンティーヌさん提供)【拡大】
フランス人は文化好き
話は変わりますが、今回この連載にたびたび登場する、国立高等装飾美術大学(アールデコ・パリ)に通う娘、ソリータが東京に同行することになりました。赤ちゃんの頃から日本に行っている彼女の今回の旅の目的は、アートスペース&美術館巡りです。ご存じの通り、私たちフランス人は、大の“文化好き”です。よって、政治でも「文化大臣」はとてもリスペクトされます。
余談ですが、先日まさに文化大臣(韓国系のすてきな女性)が解雇されてしまったのですが、理由の一つはフランスで権威のある文学賞の一つ「ゴンクール賞」(日本の芥川賞のようなもの)を受賞した作品について受けたインタビューで「私は忙しくてその作品を読んでいないんです」と答えてしまったことだといわれています。
フランスは、文化を国家戦略の大切な要因としており、何と国家予算の1%を文化奨励にあてることが義務付けられているのです。
娘も、イタリアやスペインなどにしょっちゅう視察に出かけています。ホテルや旅費などの必要経費は、全て国が負担してくれるんですよ。