4季ぶりの通算2勝目を挙げた大江香織=2016年3月20日、鹿児島県姶良市の鹿児島高牧CC(共同)【拡大】
ピンまで72ヤードを残して次は4打目。乗せて2パットならダブルボギーでプレーオフとなるところで会心のショットを放った。ウエッジでのフルスイングは1メートルにぴたり。グリーンを取り囲んだギャラリーから大歓声を浴び、“ナイスボギー”で勝負を決した。
勝利から遠ざかっていた時間は苦しかった。153センチと小柄で飛距離の出ない自身に対して年々伸びるコース距離への対応、さらにクラブを体の一部に固定して打つ「アンカーリング」の禁止でパットも試行錯誤した。一度は「終わった」と諦めかけたゴルフ人生。それだけに久々の栄冠は「本当にうれしい」と格別だった。(SANKEI EXPRESS)