飛ぶように売れるガンダム・グッズ マニア心理くすぐる (4/5ページ)

2013.5.3 08:30

  • 「超・大河原邦男展」の会場限定で発売されているガンダムのプラモデル=(c)創通・サンライズ
  • 会場限定で販売されているガンプラのパッケージ。大河原邦男さんが特別に描き下ろしたプラ=(c)創通・サンライズ
  • 大河原邦男さんの代表的な作品「機動戦士ガンダムII哀・戦士編」(1981年)のポスター原画=(C)創通・サンライズ
  • 「機動戦士ガンダムIIIめぐりあい宇宙編」(1982年)ポスター原画=(C)創通・サンライズ
  • 内覧会で実物大のスコープドッグを見物する人ら=22日午後、神戸市中央区(甘利慈撮影)
  • 兵庫県立美術館の蓑豊・館長(左)に機動戦士ガンダムのポスターの原画について説明する大河原邦男さん=22日午後、神戸市中央区(甘利慈撮影)


「超・大河原邦男展」の図録。表紙のカバー(左)を広げると、原画ポスターになる

「超・大河原邦男展」の図録。表紙のカバー(左)を広げると、原画ポスターになる【拡大】

 トヨタが車も開発

 会場に並ぶ究極のマニアグッズともいえるのが、車だ。美術館入り口に展示されたひときわ目立つ真っ赤な乗用車が、来館者の目をひきつける。トヨタ自動車が企画・開発したコンセプトカー「シャア専用オーリス」だ。

 ガンダムの主人公アムロ・レイのライバル、シャア・アズナブルは、専用の赤いモビルスーツでガンダムと戦いを繰り広げる。

 そこで、真っ赤なボディーの小型ハッチバック「オーリス」に、モビルスーツの角をイメージしたアンテナを装備。エンブレムも、シャアが所属するジオン軍のものになっている。

「美術館とのコラボは初めてで、当初は不安でした」

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