そのためパーク内では、「マトリックス」の3部作(1999年~2003年、ワーナー・ブラザーズ映画配給)や「アイ,ロボット」(2004年、20世紀フォックス配給)、「マイノリティ・リポート」(2002年、20世紀フォックス配給)といったロボットやIT(情報技術)分野と深い関わりがある作品群の撮影時に使ったセットを展示。
さらに「ロボット・キャラクター・ホール」と呼ばれるスペースでは「スターウォーズ」や「トランスフォーマー」など、ハリウッド映画でお馴染みのロボットたちのほか、鉄腕アトムといった日本のアニメに登場するロボットに加え、ソニー、トヨタ、ホンダといった日本企業が製作した実験用ロボットも展示するといいます。
とはいえ、ここまでなら単なる遊園地なのですが、「ロボットランド」のひと味違うところは、官民一体でロボットに関する研究開発センターやロボットスクール(大学院)、ロボット工学研究所といった高度な学術施設を設け、次世代のロボット産業を担う人材を育成をめざしているところでしょう。