米アップルのスマートフォン「アイフォーン6」と画面の大きな「6プラス」が19日に発売されて最初の週末の家電量販店における販売台数シェアは、ソフトバンクが4割を超えて首位だったもようだ。旧モデルの利用者が最も多く、機種変更が他社を圧倒したとみられる。
店舗によって一部機種の品切れはあるものの、昨年のような品不足は目立っておらず、キャッシュバック(現金還元)商戦もなりを潜めて序盤戦の週末商戦は「総じて静か」(KDDI幹部)だった。
アイフォーン6、同6プラスの主要な家電量販店の販売シェアは、ソフトバンクが42・9%と、2位を10ポイント以上引き離して首位だった。KDDIは32・2%、ドコモは24・9%と出遅れた。市場調査会社のBCNが発売日の19日と20、21日のPOS(販売時点情報管理)データを基に集計した。