リオデジャネイロ五輪は大会第12日の16日、リオ中央体育館で卓球女子団体の3位決定戦を行い、石川佳純(全農)福原愛(ANA)伊藤美誠(スターツ)で臨んだ日本はシンガポールに3-1で勝利し、銅メダルを獲得した。日本はロンドン大会の卓球女子団体で銀メダルを手にしており、2大会連続メダルとなった。。
第1試合こそ落としたものの、第2試合、第3試合を取り、銅メダルに王手をかけた日本。第4試合のシングルスには、第3試合のダブルスに続いて15歳の伊藤が登場した。
伊藤はフェン・ティアンウェイを相手に、第1ゲームを11-9で取ると、第2ゲームはフェンを圧倒し、11-4で連続して奪った。勢いに乗って第3ゲームを11-6で取り、ストレート勝ちで日本の勝利を決めた。(五輪速報班)
“泣き虫愛ちゃん”として広く国民に愛された天才少女
2大会連続のメダルに日本中が沸いた。3位決定戦で勝利し、銅メダルを獲得した日本の卓球女子団体。チームをまとめてきたのは主将の福原愛(27)だ。3歳で卓球を始め“泣き虫愛ちゃん”として広く国民に愛された天才少女は、24年たって日本チームを牽引(けんいん)する大黒柱へと成長した。